こんにちは。今回は、サンワサプライのハイエンド多機能マウス「400-MAWBT196LED」をじっくり使ってみたので、率直なレビューをお届けします。
Bluetooth/2.4GHz/有線接続の3モード対応、5ボタン+ダイヤル操作、液晶表示まで備えた高機能モデル。果たして使い勝手は?日常使いから仕事用まで、正直な感想をまとめました。

■ 基本スペックと外観
まず外観ですが、エルゴノミクスデザインで手のひらへのフィット感が良く、長時間使用でも疲れにくい形状。カラーはマットなブラックで落ち着いた印象です。重量もほどよく安定感があります。
接続方式はBluetooth・2.4GHz(USBドングル)・有線の3種類から選べるので、PCの環境に合わせて自由に切り替え可能です。


■ 液晶付きの多機能ダイヤルが便利!
このマウス最大の特徴は、液晶画面付きのダイヤルボタン。水平スクロールやズームなど、用途に応じた6機能に切り替えて使うことができます。
特筆すべきはこのダイヤルの操作感がとても良いという点。しっかりとしたクリック感があり、「カチカチ」と心地よい音とフィードバックが手元に伝わります。使っていてちょっと楽しくなるような、クセになる感触です。
ただし、機能の切り替え操作時に液晶が見えるように少し持ち方を変える必要があるため、最初は少し慣れが必要。普段のマウスの持ち方のまま切り替えようとすると、今どのモードになっているのか視認しにくい場面もありました。


■ スリープ解除はワンアクション必要
使用していないと自動的にスリープに入ります。再び使用する際は、ボタンを押してスリープを解除する必要があります。少しだけ手間ですが、電池持ちを考えれば納得できる仕様。
なお、接続先PCを切り替える「デバイス切り替えボタン」を使うことで、マルチデバイス環境でもスムーズに操作が可能です。リモートワークやデスクトップ+ノートPC併用環境に最適です。
■ カスタマイズは便利だけど、ソフト常駐がネック
専用ソフトを使えば、各ボタンに好きな機能を割り当てることができます。キーのカスタマイズ性は非常に高く、ショートカット操作を多用する人にとっては大きなメリット。
ただし注意点として、設定の反映にはソフトの常駐が必須。これがPCごとに必要になるため、複数台で使用している場合は少々手間がかかります。
常駐していない場合は「進む」「戻る」などの基本的な操作に戻ってしまうため、カスタマイズを多用したい人はこの点を押さえておくとよいでしょう。
■ 総評:多機能を活かせば、最強クラスの作業マウス
サンワサプライの「400-MAWBT196LED」は、一台で多様な操作を実現できる高機能マウスです。
クリエイティブ作業や資料作成など、ボタンやスクロール操作を駆使する作業には特におすすめ。
一方で、ソフト常駐の必要性や、ダイヤル操作時の少しの持ち替えなど、細かな使い勝手には慣れが必要。ですが、慣れてしまえばそのポテンシャルは非常に高く、「作業効率を爆上げしたい人」にこそ使ってほしい一台です。
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