はじめに
自作PCを作成していて、動作確認用にディスプレイやキーボードを付け替えるといつもの環境(ディスプレイやキーボード)を使えないのが面倒になったので、いつでも、いつも使っている環境から操作できるようにリモート操作用のPiKVMを導入しようと思います。その導入にむけてPiKVMの作成方法をメモ。
必要なハードウェアを購入
今回用意したものは、以下の通り
- Raspberry Pi 4 4GB
- Raspberry Pi 4用の電源(5V 3A以上、今回はPoEを使用するためギガビットスプリッター)
- kvm-a3
- MicroSD (16GB class10以上。今回は32GB class10を用意)
- HDMIケーブル
- CR1220(RTC用のボタン電池)
ハードウェアの組み立て
下の動画を参考にして、組み立て。すべて組み立てる前にMicroSDにソフトウェアをインストールしておくと楽。
https://wiki.geekworm.com/KVM-A3#Installation_Video
ソフトウェア(PiKVM)のインストール
下のリンクを参考に、「V3 Pre-Assembled」をダウンロードして、MicroSDにインストール
https://wiki.geekworm.com/KVM-A3#OS_Download_.26_Installation
下記からダウンロード
インストール方法は、balenaEtcherでインストール。
「balenaEtcher Portable」でgoogle検索。
適当な場所にインストール
起動して、ダウンロードした「v3-hdmi-rpi4-box-latest.img.xz」(圧縮ファイルの展開不要)を指定し、MicroSDを選択して、Flash。
使い方
HDMIとUSBをつないで、LANと電源(type-C)を接続。ATXの電源制御は今回不要なため、未使用。typeCの向きを90°変換を経由して付属のケーブルを使用。
ディスプレイにDHCPで決まるIPアドレスが表示されるため、このIPアドレスを使用する。
ブラウザに「ディスプレイに表示されたIPアドレスを入れる」とhttps接続ではないため、「詳細設定」を押して、「(IPアドレス)にアクセスする(安全ではありません)」を押す。
Username:admin Password:adminを入力する。
KVMを押す。
今回は、接続しているPCが電源OFFのため、NO SIGNAL表示。
参考Link
参考にしたサイト
ToDo
- HDMI audioの有効化
- RTC(リアルタイムクロック)の有効化
- パスワードの変更
- Sambaストレージの追加
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